ほのぼのもーど。

思ったことをゆるーく綴っていく雑記。

【金融機関】ブラック企業奮闘記①座学研修編

この時期にはもう就活とか終わった学生が多いのかな?

 

なかにはこれから!って人もいると思うけど、今の大学4年生とか専門学校2年生とかの大多数が来年の4月から働き出すと思う

 

今でこそ金融機関はオワコンみたいな感じだし、もしかしたらそこまで金融機関に就職する人は多くはないのかもしれないけど、「実際のところ金融機関ってどうなんだろう」「ブラックじゃないのかな?」って気になっている人もいるはず!

 

そんな君たちに新卒でブラックな金融機関に就職した僕が経験した研修や実務の実態について説明していきます!

 

*僕が経験したものを書きますので、各銀行とか信用金庫とかによっては違うこともありますので悪しからず。

 

座学研修

 

ほとんどの金融機関であると思われる座学研修。

 

それぞれの企業によると思うけど、4月1日の入行式以前に行われるのが多い気がする。

 

 

僕が実際に受けた座学研修の内容について説明していきます

 

座学研修① 数字の書きかたの練習

 

 

 

・・・数字の書きかたの練習!?

 

 

そうだよ、数字の書きかたの練習だよ!

 

 

どこの金融機関でもやるのかは分からないけど、基本的に外回りをする人は集金とかしてきた分を手書きで伝票に書き込む。

 

それで、その伝票の数字と実際に手元にあるお金の金額が合うのか確認して、合ったらOKなんだけど、合わなかったら延々と間違い探しが行われる(僕のいたところでは24時くらいまで。それでも見つからなかったら翌朝7時くらいから再開)

 

もし汚い字で数字を書いちゃって見間違いとかがあったらダメだから最初に数字の書きかたを練習するってわけですね

 

具体的には、小学校とかのときにやったであろう漢字ドリル(正しい文字が薄く書かれていて、その上からなぞる的なやつ)みたいなものが渡されて、それをひたすら書き続ける。

 

で、僕らのところでは常務がテストを行う。

 

ホワイトボードに書かされて、常務がチェックをする。みたいな感じ。(常務暇かよ

 

座学研修② お札の数え方

 

数字の書きかたはそんな感じで練習して、次にお札の数え方なんだけど、これは練習用の100万円の札束を渡されて練習する(本物じゃないよ、子供銀行券みたいなやつ)。

 

数え方には縦読み横読みの二つがあって、どちらもできるようにならないといけない。

 

縦読みっていうのはよくコンビニの店員さんとかがやってるような指に挟んで数えてるやつ

 

これは一枚一枚正確に数えられるから、数え間違いが少ない数え方。

 

で、もう一つの横読みはお札を両手で持って手首をくねくねして扇形に開いて数える方法。

 

f:id:honobono-mode:20180704163859j:plain

 

こういう感じに開く。

 

 

開いた後は4枚単位とかで数えるから比較的素早く数えることができる数え方。

 

数え間違いがないように、縦読みしたら横読みもする。

 

つまり、一つの札束に対して2回以上は数えるってこと。

 

 

でね、これも練習した後は常務が研修室に来てテストされたんだよね(常務暇かよ

 

 

座学研修③ 社内規定、残業とかその他もろもろの説明

 

 

「こういうことやったらダメだよ」

「こういうことは守ってね」

 

的な説明を受ける。

 

常識的に分かるようなことだし、何も難しいことはない(副業は禁止とか、朝は8時半から業務開始だよとか)からただひたすらに眠かった。

 

休み時間とかには同期の人たちと「眠いねー。早く帰りたいねー」とか話してた。

 

そんな僕が一番集中して聞いた説明は「給料、残業、休日」の生活にかかわってくるやつだけ。

 

ほのぼのとした顔の研修係のお偉いさんが

 

「うちは残業とかもないからね~」

 

「もしあってもちゃんと残業代は出るから、いわゆるサービス残業はないんだよ~」

 

「しかも土日祝日はちゃんと休めるからね~」

 

「働くみんなのことを考えてやってるからのびのび働けるよ~」

 

って言ってた。

 

全国的には無名だけど、地元では大手の金融機関。

 

実際この座学研修中の3週間は就業開始時間30分前に着いても良かったし、定時には研修終わって帰れたし、給料も出てたし、休みもあったから

 

「いや~、これはいいところに就職したな~。勝ち組やん」

 

とか思ってた。

 

 

でも、そう思ったのもその時だけ。

 

僕はあとから「あー、金融機関やば。オワコンやんw」と知ることになる。

 

 

 

続くっ