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主人公が死ぬ!?実写化やアニメ化もした東京喰種ってどんな漫画?

どうも、休みの日は東京喰種を読む率80%の@ケントです。

 

最近最終回を迎えた東京喰種という作品について紹介していきたいと思います。

 

「東京喰種」のあらすじ

 

舞台は東京です。現実の世界同様、仕事や学校に明け暮れる人がたくさん存在しています。

 

ただ、そこには「喰種(グール)」と呼ばれる生物も潜んでいます。

 

「喰種」は人間と同じ姿をしておりますが、人間が食べている食事は一切とることができません(コーヒーは飲むことができる)。「喰種」は人間しか捕食することができず、腹が減っては、東京の街で人間を喰いあさっています

 

その「喰種」の駆逐を生業としているのが「喰種」専用組織「CCG(Comimission of Counter Ghoul、喰種対策局)」。

 

「CCG」は国家公務員として「喰種」を駆逐、東京の治安を守っています。

 

 

 

主人公である金木研(カネキケン。以下カネキ)は東京都内の大学に通う普通の大学生。

 

趣味は読書っていう根っからの文系男子。優しい性格でおとなしく、どこか頼りない雰囲気を持っています。

 

カネキはいつもカフェでコーヒーを飲みながら「高槻泉(タカツキセン。小説家)」の小説を読んでいました。

 

そこに現れる一人の女性、リゼ。彼女もまたカネキと同じ高槻作品を好んでおり、やがてカネキはリゼに恋をします。

 

しかし、カネキはまだ知りませんでした。

 

 

 

 

自分が恋をした女性が「喰種」であると。

 

 

 

初めてのデートを終え、リゼの家まで送り届けようと裏路地に入ったカネキとリゼ。

 

人気がない場所でリゼは「喰種」として、カネキを食べようとします。

 

逃げ惑うカネキ。不気味な笑みを浮かべカネキを追いつめるリゼ。

 

やがてカネキの意識は遠のき、絶体絶命のそのとき

 

 

リゼの真上にあった大量の鉄骨が落ち、リゼを直撃。

 

 

この鉄骨事故によりリぜは即死。カネキも意識不明で内臓もぼろぼろの瀕死状態に。

 

 

搬送先の病院で内臓の移植手術をされ、一命を取り留めたカネキ。

 

しかし、カネキはその日から、今まで自分が食べていたものを嘔吐するほど不味く感じるようになり、まともに食事をとれなくなってしまいます。

 

一体なぜなのか。

 

実は、カネキに移植された内臓は「喰種」であるリゼのもの。

 

それによって、カネキは「喰種」の体に近づいてしまったわけです。

 

今まで食べていたものが急に食べられなくなり、今まで一緒にいた友達が食料として見えてしまう。

 

 

喰種になってしまっても、人間として生きていきたい。

 

だけど、人間と同じような食事や生活を送ることが難しい。

 

 

人間であり、喰種でもあるカネキの心の葛藤。そして、頼りなかった青年カネキの成長していく姿。

 

カネキの視点をもとに、「人間側のCCG」と「喰種」の争いを描いたダークファンタジー。

 

それが「東京喰種」という作品です。

 

東京喰種のどこが面白い?

 

面白いポイント① カネキの心の葛藤

 

ここは「東京喰種」という作品において面白いポイントの一つになります。

 

主人公が「よし、これで喰種になった!あいつ嫌いだったし食べようかな」 

 

ってなっちゃうより、「どうしよう、、友人のあいつが美味しそうでたまらない。でも、あいつとは昔から一緒だから、食べるわけにはいかない。。でも、お腹がすいちゃった。どうしよ。。」

 

ってなった方が面白いし、そっちの方がリアルですよね?

 

僕がカネキの立場だったら、絶対そうなりますもん。

 

そういったカネキの心の葛藤がリアルで引き込まれるんですよね~

 

面白いポイント② 個性的なキャラクター

 

主人公カネキももちろんですが、他にも個性的なキャラクターがたくさんいます。

 

その一人が人間側「CCG」の主人公である「亜門鋼太郎(以下、亜門)」。

 

亜門は人間として、人に仇なす「喰種」をめっちゃ嫌っています。

 

喰種に我が子を奪われた人、愛する人を奪われた人、親を奪われた人、、

 

そういった人たちを目の当たりにすれば、そりゃ喰種に対しての怒りや嫌悪感は人一倍強くなりますよね?

 

そして、もう一つ、亜門には隠された秘密があります。

 

それは亜門の育ての親が喰種であることです。

 

亜門はもともと親がいなく、孤児院で過ごすのですが、なんとそこの長が喰種。

 

亜門の友人らをかげで捕食していたのです。そういうこともあったから余計に亜門の喰種に対する気持ちは強くなるわけです。

 

この世界を歪めているのは喰種だ。

 

そういう熱い気持ちを持ち、自分の正義を貫く熱い男。それが亜門鋼太郎。

 

亜門、そしてカネキ。境遇も置かれている立場も全然違う二人。

 

この二人の戦いも見どころのポイントの一つです

 

 

 

面白いポイント③ とにかく悲劇

 

この「東京喰種」という漫画はとにかく悲劇の物語です。

 

主人公カネキは自分の恋心から喰種の世界に入ってしまい、人しか食べることができなくなってしまった。

 

それだけでも十分な悲劇ではありますが、普通に敵対組織の喰種に捕まってしまって、えぐい拷問を受けさせられる、目の前で仲間が殺される、そういったことが起きます。

 

王道アクション漫画などと違って主人公のピンチに仲間が助けに来るとか、逆に仲間のピンチに主人公が駆けつけて相手をボコボコにするとか、そういったことはあまりありません(笑)

 

普通に主人公は捕まりますし、仲間も普通に殺されたりします。

 

だからこそハラハラして、面白いんですよ~

 

だから「主人公が死んだかも!?」ってなったら本当に死んでいる可能性もあるわけです。

 

これは他の漫画ではあまり見られない現象だと思います。

 

他の漫画ってやっぱり主人公ありきのストーリーだと思うんですよね。

 

たとえば、僕も大好きな漫画「NARUTO」。

 

これって、主人公ナルトが「火影(国の長)になりたい」って始まるストーリーじゃないですか?

 

だから主人公のナルトが死んじゃったら話にならないわけですよ(そもそも作品の名前がNARUTOだし。笑)

 

でも「東京喰種」は主人公のカネキが喰種になっちゃった悲劇の物語なので、いつどこでカネキが死のうが悲劇は悲劇。だからストーリーとしても成り立っちゃうわけなんですよ

 

それが東京喰種の魅力の一つでもあるわけです。

 

主人公が死ぬかも!?ハラハラドキドキの「東京喰種」は本当におすすめ!

 

何か普通の漫画に飽きてきた人、違った世界観の漫画を求めている人は是非「東京喰種」をおすすめします。

 

少しでも興味を持った方は「東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)」から第1話を無料で試し読みすることもできますので、ぜひ一度読まれてみてください

 

Amazonでの無料の試し読みについては「Amazonで無料試し読み!?スマホで気になるあのマンガをチェック!! 」で解説しています

honobono-mode.hatenablog.com

 

 

独特なダークな世界観に引き込まれること間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

 

あなたの横に座ってる人も、もしかしたら喰種かもしれませんよ?

 

 

おしまいっ